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あすなろ白書|木村拓哉の伝説「あすなろ抱き」と時代を変えた青春ドラマ

ドラマ作品

1993年10月11日〜12月20日にフジテレビ系で放送された月9ドラマ『あすなろ白書』。

原作は、90年代の恋愛漫画を代表する作家・柴門ふみによる同名漫画。連載当時から高い人気を誇り、1991年に大ヒットした『東京ラブストーリー』と並ぶ“恋愛群像劇の金字塔”として知られています。

脚本は北川悦吏子。後に木村拓哉さんと共に『ロングバケーション』『ビューティフルライフ』『空から降る一億の星』などの名作を生み出す黄金コンビの原点ともいえる作品です。

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■ キャスト

  • 石田ひかり(園田なるみ)
  • 筒井道隆(掛居保)
  • 木村拓哉(取手治)
  • 鈴木杏樹
  • 西島秀俊
  • 黒沢あすか
  • 加賀まりこ ほか

■ 主題歌『TRUE LOVE』藤井フミヤ

チェッカーズ解散後、ソロとなった藤井フミヤの初期代表曲『TRUE LOVE』が主題歌として起用され、ドラマと共に大ヒット。ダブルミリオン(200万枚超)を記録し、当時のドラマ主題歌ブームの先駆けとなりました。

この曲は、藤井フミヤが初めて作詞・作曲を手がけた楽曲であり、プロデューサー・亀山千広氏に「弱いなぁ」と言われつつも、最終的に時代を象徴するラブソングとなりました。

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■ あらすじ

女子大生・園田なるみ(石田ひかり)と、その恋人・掛居保(筒井道隆)を中心に、男女5人が集うサークル「あすなろ会」で繰り広げられる恋愛と友情、すれ違い、そして成長。

一見地味な日常の中で、若者たちが感じる初恋のときめきや嫉妬、夢と現実のギャップが丁寧に描かれ、多くの共感を呼びました。


■ 木村拓哉の名シーン「あすなろ抱き」

木村拓哉さんが演じる取手治が、石田ひかり演じるなるみを後ろから抱きしめるシーンは、社会現象となるほど話題に。

「俺じゃダメか?」

という名ゼリフと共に放たれた“あすなろ抱き”は、1993年の流行語になり、当時の若者の恋愛観に強く影響を与えました。今で言う『壁ドン』のような破壊力があり、多くの女性視聴者の心をつかみました。


■ 取手治=メガネ男子ブームの火付け役

当時はまだマイナーだった「メガネ男子」も、取手治の黒縁メガネ姿によって一躍ブームに。真面目でクールな印象の中にも優しさがにじむキャラクターは、木村拓哉さんの初期のイメージを形作った象徴的存在です。


■ 裏話・エピソード

  • 木村拓哉さんは当時まだ20歳そこそこで、本格的な恋愛ドラマは本作がほぼ初。
  • 共演者とは仲が良く、特に西島秀俊さんとの“若手男子トリオ”は現場でも話題に。
  • ロケ地となった大学や公園には、ドラマの影響で“聖地巡礼”が起きた。

まとめ|あすなろ白書は“月9神話”を確立させた作品

『あすなろ白書』は、90年代の恋愛ドラマの代名詞とも言える作品。

柴門ふみの繊細な世界観、北川悦吏子の名脚本、そして何より若き木村拓哉の存在感が融合し、今も語り継がれる「名シーン」「名セリフ」「名主題歌」を生み出しました。

2020年代の今こそ、もう一度観返してほしい作品です。

次回は、『ロングバケーション』を徹底解説します!

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