1995年に放送され、ダウンタウンの浜田雅功さんと木村拓哉さんの豪華W主演が大きな話題となったドラマ『人生は上々だ』。
本作での木村拓哉さんは、当時ブームの絶頂にあった「ロン毛」スタイルに、無骨なアメカジをミックスさせた独自のスタイルを披露しています。前年の『若者のすべて』で確立した「渋カジ・ハード」な路線から、翌年の『ロングバケーション』へと繋がる、90年代アメカジスタイルの完成形とも言える着こなしは必見です。
この記事では、作中で木村さんが着用し、当時の古着市場を席巻した腕時計やブーツ、ネルシャツなどの主要アイテムを徹底的に深掘りします。
木村拓哉の着用アイテムまとめ
読者の皆さんが最も気になっている、作中での具体的なブランド名とモデル名を一覧表にまとめました。
| カテゴリー | ブランド / モデル | 特徴 | 登場シーン |
| 腕時計 | CASIO / G-SHOCK DW-5600E-1 | 通称「スピードモデル」。究極の定番 | 全編通して日常的に着用 |
| トップス | Five Brother / ネルシャツ | 老舗のバッファローチェック | 赤・青・緑など複数の色を着用 |
| シューズ | Red Wing / 8165 (プレーントゥ) | 黒のレザーブーツ。木村拓哉スタイルの象徴 | 全編、バイクシーンなど |
| シューズ | Red Wing / 875 (セッター) | 赤茶色のアイリッシュセッター | 8165と並んで頻繁に登場 |
| アウター | スカジャン(東洋エンタープライズ等) | ヴィンテージ感のある刺繍モデル | 序盤から中盤の私服シーン |
| ボトムス | Levi’s / 501 ヴィンテージ | 絶妙な色落ちのストレートデニム | 全編のベースとなるパンツ |
着用アイテム詳細解説
■ CASIO / G-SHOCK DW-5600E-1(スピードモデル)
本作で木村拓哉さんの手元を飾り、G-SHOCK人気を不動のものにしたのが「DW-5600E-1」です。 1994年にELバックライトを搭載して発売されたこのモデルは、映画『スピード』でキアヌ・リーブスが着用していたことから「スピードモデル」と呼ばれますが、日本でその人気を決定づけたのは間違いなく『人生は上々だ』での木村さんでした。
- 当時の影響: スクエア型のシンプルなデザインが、一八(木村さん)のストイックな役柄にマッチし、当時の若者の間で「迷ったらこれ」という定番中の定番となりました。
後継モデルは「CASIO G-SHOCK DW-5600UE-1JF」です。
1996年から約27年間、定番中の定番として販売されていた旧モデル「DW-5600E-1」が生産終了となり、2023年12月にアップデート版として登場しました。
主な変更点とスペック
見た目のデザインは旧モデルを忠実に継承していますが、内部の機能(モジュール)が最新化されています。
- バックライトの変更: 従来のELバックライト(ブルーグリーン)から、高輝度なLEDバックライト(ホワイト)に変更されました。
- 電池寿命の大幅向上: LED化などの省電力化により、電池寿命が従来の約2年から約5年へと2倍以上に伸びました。
- デザイン: ケースサイズ(48.9 × 42.8 × 13.4 mm)や重量(52g)に変更はなく、木村拓哉さんが着用していた当時の雰囲気をそのまま楽しめます。
木村さんは後のドラマ『HERO』や『ラブジェネレーション』でロレックス エクスプローラーIを着用し社会現象を巻き起こしましたが、『人生は上々だ』でのG-SHOCK着用も、現在の「キムタク着」ブームの先駆けの一つとして知られています。
■ ネルシャツ Five Brother (ファイブブラザー)
ドラマ『人生は上々だ』で、木村拓哉さん(一馬役)が劇中で着用されていた主なブランドは、アメリカの老舗ワークウェアブランド 「Five Brother (ファイブブラザー)」 と言われています。
- Five Brother (ファイブブラザー): 1890年にニューヨークで誕生した、ネルシャツの代名詞とも言えるブランドです。ヴィンテージライクな厚手の生地と、定番のチェック柄が特徴です。
- 当時のスタイル: 木村さんはこのネルシャツに、スカジャンやLevi’s 501などのジーンズ、そして足元にはRed Wing (レッドウィング)のブーツ(アイリッシュセッター)を合わせる、王道の90年代アメカジスタイルを確立させていました。
木村拓哉さんは他作品でもネルシャツを象徴的に着用しており、ドラマ『プライド』では「TENDERLOIN (テンダーロイン)」、ドラマ『ラブジェネレーション』では「A BATHING APE (ア ベイシング エイプ)」のネルシャツを着用し、それぞれ社会現象となりました。
ドラマ『HERO』でも木村拓哉さんは「FIVE BROTHER(ファイブブラザー)」のシャツを着用していました。
1995年の『人生は上々だ』の頃からすでに着用されていましたが、『HERO』では特に半袖のチェックシャツが有名です。
『HERO』での着用モデル
- ブランド: FIVE BROTHER(ファイブブラザー)
- 特徴: ブラウンやブルー系のオンブレチェック(ぼかしたような格子柄)や、半袖のチェックシャツが劇中で使用されました。
- スタイル: ダウンジャケット(A BATHING APEのレザーダウン)の下にネルシャツを合わせるスタイルが定番となり、これもまた「キムタク・ファッション」として定着しました。
ネルシャツブランドの遍歴
木村さんは作品ごとに異なるブランドのネルシャツを着用し、その度にトレンドを生み出しています。
- 人生は上々だ(1995年): FIVE BROTHER。90年代の王道アメカジスタイル。
- ラブジェネレーション(1997年): A BATHING APE(ア ベイシング エイプ)。伝説的な「CPOバッファローチェックシャツ」が有名です。
- HERO(2001年~): FIVE BROTHER や TMT(ティーエムティー)。半袖シャツやウエスタンチェックが中心。
- プライド(2004年): TENDERLOIN(テンダーロイン)。この作品で着用された緑×黒のブロックチェック柄は伝説級。現在もプレミア価格で取引されるほど人気です。 古着買取トレファクスタイル
このように、「FIVE BROTHER」は木村さんのキャリア初期から愛用されている、彼の「アメカジスタイル」の原点とも言えるブランドの一つです。
■ Red Wing(レッドウィング)の「黒の8165」と「赤茶の875」
足元は、90年代アメカジの象徴であるRed Wing一択です。本作では2つのモデルを使い分けていました。
- 8165(黒・プレーントゥ): 一八の少し影のあるキャラクターを象徴するような、クールな黒。プレーントゥのすっきりしたフォルムが、細身の501と完璧な相性を見せました。
- 875(赤茶・アイリッシュセッター): 言わずと知れた名作。当時の裏原宿カルチャーとも連動し、放送当時は「赤茶のセッター」を求めて全国のショップで欠品が相次ぎ、中古市場でもプレミア価格で取引されました。
レッドウィング「アイリッシュセッター」まとめ
| 項目 | 種類 | 特徴・詳細 |
|---|---|---|
| 形 (トゥ) | モックトゥ | つま先がU字。ボリュームがありカジュアル。 |
| プレーントゥ | つま先が丸い。シンプルでシャープな印象。 | |
| 色 (レザー) | ブラック | 木村さんが『人生は上々だ』で履き、大流行した色。 |
| オロラセット | レッドウィングを象徴する赤茶色。 | |
| ソール (底) | ホワイト | 『人生は上々だ』の主流。 白くて厚いクッション底。 |
| ブラック | 『HERO』で使用。底まで黒い「スーパーソール」。 |
木村拓哉さんの着用パターン
- 『人生は上々だ』のメインスタイル
- 黒の革 × モックトゥ × 白いソール(品番:8179)
- 当時の裏原ファッションとリンクし、最も「キムタクらしい」とされた一足です。
- もう一つの人気スタイル
- 黒の革 × プレーントゥ × 白いソール(品番:8165)
- ポスター等で着用。シュッとした細身のジーンズに合わせていました。
- 後の『HERO』スタイル
- 黒の革 × モックトゥ × 黒いソール(品番:8133)
- 全体が真っ黒で、よりモードで武骨な印象になります。
もし今から購入を検討されるなら、「白いソールで、つま先がU字の黒」(8179)が、当時の雰囲気に最も近くなります。
- 「8179(黒・モック)」と「8165(黒・プレーン)」のどちらの見た目が好みか、画像などで比較してみたいですか?
■ ヴィンテージ Levi’s 501 & スカジャン
劇中では、Levi’s 501のヴィンテージデニムを着用。ジャストサイズから少しゆとりを持たせたサイズ感で、足元のブーツを際立たせていました。 また、アメカジ好きの木村さんらしく、刺繍が施されたスカジャン(東洋エンタープライズ製と言われる)を羽織るシーンもあり、当時の「ストリート感」を強く反映しています。
ファッション視点で見るこの作品
『人生は上々だ』のファッションは、「大人の男の色気と、ストリートの野暮ったさ」が絶妙に同居しています。 木村さん演じる一八は、エリートからの転落という設定もあり、どこか「ボロさ(ヴィンテージ感)」を感じさせるアイテム選びがなされています。
この「少し崩したロン毛 + チェックシャツ + レッドウィング」というスタイルは、1995年という時代の空気感そのものであり、現在再燃しているヴィンテージ・アメカジブームの原点として、今見ても全く古さを感じさせません。
作品概要(簡潔)
- 放送年:1995年10月13日〜12月22日
- 脚本:遊川和彦(『家政婦のミタ』等)
- 主題歌:福山雅治「Message」
- 制作背景:浜田雅功と木村拓哉という、当時のテレビ界を代表する二人の初共演。最高視聴率25%超を記録した大ヒットドラマです。
作品の見どころ
なんといっても浜田さんと木村さんの体当たりの演技です。借金取りの内藤(浜田)と、一八(木村)がボロボロになりながらも絆を深めていく過程は、近年のスマートなバディものとは一線を画す、熱さと泥臭さがあります。
Q&A
Q. 木村拓哉さんが着用していたG-SHOCKの型番は? A. DW-5600E-1です。通称「スピードモデル」として知られています。
Q. 今からこのドラマのファッションを再現するには? A. まずはFive BrotherのネルシャツとRed Wingの8165を探すのが近道です。特に黒のブーツはこの作品のクールな雰囲気を再現するのに欠かせません。
まとめ
『人生は上々だ』は、木村拓哉さんの「ワイルド・アメカジ」が確立された重要な作品です。Five BrotherやRed Wingといった、時を超えて愛される「本物のアイテム」を選び抜く彼のセンスは、この頃から既に完成されていました。




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