「真実を知りたいだけです」──久利生公平
第1話より
2001年冬、“月9”の概念を覆す法廷エンタメが誕生した。
ジーパンにニット帽、BAPEのレザーダウンで法廷へ――。
それでも人を動かすのは、肩書きではなく“本気で真実を追う姿”だと教えてくれたドラマが『HERO』だ。
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1. 基本情報・スタッフ
項目 | 内容 |
---|---|
放送期間 | 2001年1月8日〜3月19日(全11話) |
放送枠 | フジテレビ〈月9〉 |
平均視聴率 | 34.3%(最終回 36.8%) |
脚本 | 福田靖/秦建日子 ほか |
演出 | 鈴木雅之/澤田鎌作 |
主題歌 | 宇多田ヒカル『Can You Keep A Secret?』 |
スピンオフ | スペシャル(2006)/劇場版〈2007・2015〉/第2期(2014) |
キャスト:木村拓哉(久利生公平)/松たか子(雨宮舞子)/大塚寧々/阿部寛/勝村政信/小日向文世/角野卓造/児玉清 ほか。
ゲストには伊藤英明・松本幸四郎・森田一義(タモリ)・イ・ビョンホンなど豪華メンバーが毎話登場。
2. ざっくり 90 秒でわかるストーリー
- 元・不良高校生→通信制で大検→司法試験という異色経歴の検事 久利生公平 が、東京地検城西支部に赴任。
- 型破りな捜査で事件の“現場”へ行き、証拠と向き合う姿に事務官・雨宮舞子は反発しながらも心揺さぶられていく。
- 官僚主義 VS 真実、権力 VS 庶民──城西支部メンバーの成長と共に、久利生の“過去”も少しずつ明らかに。
ポイント:王道ヒーロー物語に“コミカル×リーガル”を混ぜたことで、法廷ドラマを一大エンタメに昇華させた。
3. 視聴者を沸かせた5つのトリビア&裏話
- 検事バッジを付け忘れたままロケ敢行
第1話の祭りシーンはエキストラのテンションを重視し “バッジ無し”で強行。台本に<バッジ忘れた久利生>と後付け演出が加筆された。 - バー「St. George’s Tavern」のマスターは脚本家のセルフオマージュ
田中裕二演じる“マスター”の決め台詞「あるよ」は、福田靖が新人時代に書いた未放送脚本から拝借。 - 久利生のPCは “iBook G3”
当時まだ珍しかったホワイトポリカの iBook を小道具に採用。検察庁の撮影協力は受けていないため、実際は持ち込み不可。 - 宇多田ヒカルは主題歌条件として「台本全話」を要求
制作会議で“歌詞を事件解決に寄せたい”と提案し、急遽決定稿をスタッフが国際便でNYへ。 - A BATHING APE® ダウンは木村の私物が原型
木村が雑誌撮影で着用していたブラウンレザーを鈴木雅之監督が気に入り、裏地色を“検察ブルー”に変更した別注品を番組側で再オーダー。
4. 久利生スタイル完全解説:レザーダウン×デニムつなぎ
A BATHING APE® LEATHER CLASSIC DOWN JACKET
— BAPE.COM (@BAPEOFFICIAL) October 23, 2015
15TH YEAR EDITION #bapehttps://t.co/THaBQIlHsk pic.twitter.com/ZL17hNecAa
カテゴリ | アイテム | ポイント | 入手ヒント |
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アウター | A BATHING APE® Leather Classic Down Jacket(ブラウン) | シープスキン+ダックダウン。2000AW 期のアーカイブ。袖のスターキルティングが特徴。 | 15th Anniversary 復刻(2015)を二次流通で狙うのが現実的。相場 18〜28 万円。 |
つなぎ | BAPE® Denim All-in-One | 胸ポケットの“APE HEAD”ワッペンで特定。 つなぎの上からダウンを羽織る“ずらしコーデ”が久利生流。 | デニムはワンウォッシュを選び、裾を2ロールアップ。 |
フットウェア | Nike ACG Air Mowabb OG “Birch”(2001) | 第4話の取調シーンで着用。アウトドア系スニーカーが意外性◎ | 2021 レトロ復刻あり。新品でも入手容易。 |
インナー | Supreme × Hanes Thermal(白) | 首元からチラ見え。無頓着キャラを強調 | 現行でも可。袖をまくらず“ダウンの袖口から覗かせる”のがコツ。 |
STYLE TIPS:ダウン袖口と足元をやや汚した“ヤレ感”でリアリティUP。新品よりUSEDコンディション推奨。
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6. まとめ
“検事=スーツ”の常識を覆し、BAPE ダウンとデニムで真実を追った久利生公平。
彼のスタイルは「肩書きより中身」というメッセージそのものだった。
あなたもブラウンレザーを羽織り、ジーパン検事ばりの“好きなことに本気”で突き進んでみては?
「決めるのは常識じゃなくて俺の心だ」
―― 久利生公平
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