『木村さ〜〜ん!』で木村拓哉さんが、ファッションのルーツのひとつとして語る「ハリウッド ランチ マーケット(HOLLYWOOD RANCH MARKET/以下ハリラン)」を訪れた回、最高でしたね。
画面に映る代官山の街並みを見ていると、ふと「あの頃の代官山」を思い出した人も多いのではないでしょうか。
そういえば、今はもうあの歩道橋もありません。
90年代に代官山へ通っていた人なら、覚えているかもしれません。街の中にあった、あの歩道橋。そこから街を眺めたり、買い物を終えて歩道橋を渡ったり……。今となっては、そんな何気ない風景まで懐かしく感じます。
現在、その歩道橋は撤去され、横断歩道になっています。
街は少しずつ姿を変えています。でも、不思議なことに、当時の記憶は意外と鮮明に残っているものです。
そして、ハリランといえば、やっぱりあの独特の香り。
店内に一歩足を踏み入れた瞬間に感じたお香の香り、ハリランの紙袋を持って歩いた代官山の街並み、そして当時の空気感……。今回の動画を見ていると、画面越しに「あの匂い」まで蘇ってくるような感覚がありませんでしたか。
ハリランは今も代官山で楽しめる|店舗・公式オンラインショップ
今回の動画を見て、「久しぶりにハリランへ行きたくなった」という人もいるかもしれません。
HOLLYWOOD RANCH MARKET(ハリウッド ランチ マーケット)は、現在も東京・代官山に店舗があります。
また、店舗へ行く時間がない人は、聖林公司が運営する公式オンラインショップ「SEILIN ONLINE SHOP」でも、HOLLYWOOD RANCH MARKETのアイテムをチェックできます。
そして、ハリランの思い出を語るうえで外せないのが、店内に漂うあのお香の香りです。
動画を見て「あの香りが気になる」「部屋でもハリランっぽい雰囲気を楽しみたい」と思った人は、公式オンラインショップで取り扱われているお香をチェックしてみるのもおすすめです。
※動画の中で木村拓哉さんが紹介しているお香は、ハリランオリジナルのパッケージに入った「Home Made INCENSE / JAZZBERRY(ジャズベリー)」です。
ハリランで販売されている「Home Made INCENSE / JAZZBERRY」は、MISTICKS(ミスティックス)のJAZZBERRIESと同じ香りとして知られています。ハリランオリジナルのパッケージデザインも特徴です。
パッケージは異なりますが、「木村さんが紹介していたジャズベリーの香りを、Amazonや楽天でも手軽に楽しみたい」という方は、MISTICKS(ミスティックス)のJAZZBERRIES(ジャズベリー)をチェックしてみるのもおすすめです。
甘酸っぱいフルーティーな香りが特徴で、ハリランを訪れたときに感じる、あの独特の空気感を思い出したい人にもチェックしてみたい香りです。
木村拓哉の着用アイテムを徹底解説|キムタク流・極上のアメカジスタイル
今回、番組やInstagramで披露されたスタイリングは、まさに「キムタクファッションのルーツ」が凝縮されたコーディネートでした。各アイテムのこだわりやスペックを詳しく解説します。
ここで少しだけ、今回の服を語るうえで外せないStandard California(スタンダード カリフォルニア)について触れておきます。
Standard Californiaは、東京・代官山を拠点に、アメリカンカジュアルをベースにした洋服や小物を展開するブランド。ヴィンテージやワークウェア、サーフ、モーターサイクルなど、アメリカのカルチャーを現代のスタイルに落とし込んだものづくりで知られています。
木村拓哉さんが若い頃から通ってきたハリウッド ランチ マーケットとも同じ聖地・代官山の空気を持つ存在です。
だから今回のスタイルを見ると、単に「高い服を着ている」というより、木村さんが若い頃から好きだったアメリカンカジュアルを、今の自分に合わせて楽しんでいることが分かります。
1. Tシャツ:HTC × Standard California「#B TQ Pocket T」
まず、このTシャツで気になるのが「HTCって何?」というところではないでしょうか。
HTCはHollywood Trading Companyの略で、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするレザーブランド。特にスタッズを使ったベルトで知られ、ヴィンテージ感のある独特のカスタムワークは、アメカジ好きの間で長く支持されてきました。
そんなHTCとStandard Californiaが組んだのが、この「#B TQ Pocket T」です。
フェード感のあるボディに、HTCらしいスタッズワークを取り入れたデザイン。左胸ポケットには、Standard California別注のウエスタンベルト「#Western B」を思わせるターコイズカラーのスタッズが配置されています。
一見するとシンプルなTシャツですが、よく見ると「HTCのスタッズベルトをTシャツに持ってきた」ような遊び心があります。
こうした「ベーシックだけど、細部にこだわりがある」ところが、このTシャツの面白さ。派手なロゴで主張するのではなく、ターコイズカラーのスタッズをアクセントにすることで、シンプルなTシャツでもアメカジらしい存在感が出ています。
あわせて読みたい|このTシャツ、以前の記事でも紹介しています
木村拓哉さんが以前Instagramで着用していたTシャツも、実はHTC × Standard Californiaの同モデル。今回紹介しているターコイズ(TQ)とは異なるカラーですが、同じ「#B TQ Pocket T」です。以前の記事では、実際の着用写真とあわせて紹介しています。
▶ 木村拓哉さんが着用したTシャツの写真を見る今から似た雰囲気を作るなら?
「#B TQ Pocket T」そのものを探す場合は、中古市場やフリマアプリをチェックするのが現実的です。
ただし、新品はすでに完売しているケースも多く、タイミングによってはなかなか見つからないこともあります。
そこで、「HTC × Standard Californiaとまったく同じものではなくても、あのフェード感のあるアメリカ製Tシャツの雰囲気を楽しみたい」という人には、Los Angeles ApparelのガーメントダイTシャツも選択肢のひとつです。
特にヴィンテージブラックのようなカラーは、製品染めならではの自然な色ムラやフェード感があり、シンプルなアメカジスタイルのベースとして使いやすいのが魅力。
もちろん、「#B TQ Pocket T」と同じボディではありません。あくまで、今回のTシャツが持つ「フェード感のあるアメリカ製Tシャツ」という雰囲気に近い方向性を探す場合の参考として考えるのがおすすめです。
HTC / SD #B TQ Pocket T
現在は公式オンラインストアでSOLD OUT
木村拓哉さんが着用したことで、気になっている人も多いこのTシャツ。
公式ではすでに売り切れているため、現在探すならメルカリなどの二次流通が中心になります。
木村拓哉さん着用アイテムは注目度が高く、定価以上の価格で出品されることもあります。一方で、出品時期によっては比較的良心的な価格で見つかることもあるので、焦らず相場を確認するのがおすすめです。
メルカリで現在の出品・価格をチェック ※二次流通品は価格・状態・出品者によって異なります。
購入前に商品の状態や付属品、出品者情報などを確認してください。
2. パンツ:HTC × Standard California「Dickies 874 #Arrow Chain」
そしてパンツは、アメカジ好きなら一度は名前を聞いたことがある「Dickies 874」がベースです。
Dickies(ディッキーズ)は、アメリカ発のワークウェアブランド。なかでも874は、ワークパンツらしい丈夫さとシンプルなストレートシルエットを持ち、作業着としてだけでなく、スケーターやストリート、アメカジの定番として長く愛されてきたモデルです。
キムタク世代にとっては、Dickiesと聞くと、単なるワークパンツというより、あの頃のアメカジやストリートファッションを思い出す人も多いのではないでしょうか。
つまり874の魅力は、流行を追ったデザインではなく、「何十年経っても古く見えにくい、完成された普通さ」にあります。
そんな定番の874に、HTCとStandard Californiaが手を加えたのが今回のスペシャルモデル。
腰まわりには、HTCらしいスタッズワークをアローチェーンとして取り入れています。普通の874ならシンプルなワークパンツですが、そこにHTCの装飾を加えることで、一気に存在感が増しています。
ベースはあくまで874。だから派手すぎない。
でも、分かる人が見ると「おっ」となる。
こういう「定番をベースに、ちょっとだけ特別にする」ところも、Standard Californiaらしい魅力です。
今から似た雰囲気を作るなら?
今回のHTC × Standard California「Dickies 874 #Arrow Chain」は、USAラインのDickies 874をベースにしたモデルです。
そのため、今回のコーディネートの雰囲気に近づけたいなら、まず探したいのは「Dickies Original 874」や「USAラインの874」です。
Original 874は、股上にゆとりがあり、太ももまわりにも余裕を持たせたワークパンツらしいシルエットが特徴。タフなツイル生地と無骨なストレートラインは、フェード感のあるTシャツやブーツとも相性がいい一本です。
今回のような90年代アメカジやストリート寄りの雰囲気を意識するなら、細身に穿くよりも、少しゆとりを持たせたサイズ感の方がイメージに近づけやすいでしょう。
サイズはどう選ぶ?
Dickies 874は、ストレッチ素材ではないため、ウエストに余裕を持たせたい人はサイズアップして選ぶのもひとつの方法です。
今回のようなアメカジらしいラフなスタイルを作りたいなら、普段より1サイズアップして少し腰に落として穿くと、太ももから裾にかけてのワークパンツらしいシルエットを活かしやすくなります。
さらに太めのストリート感を出したい場合は、2サイズアップという選択肢もあります。ただし、ウエストが大きくなりすぎるため、ベルトとのバランスを見ながら選ぶのがおすすめです。
普段のサイズを基準にするなら、まずは「ジャストサイズ〜1サイズアップ」から試すと失敗しにくいでしょう。
今回のアイテムが完売でも、Standard Californiaはチェックしておきたい
今回紹介したHTC × Standard Californiaのアイテムは、すでに完売しているものもあります。
そのため、まったく同じアイテムを今すぐ手に入れようと思うと、中古市場やフリマアプリを探す必要があるかもしれません。
ただ、今回の記事で紹介したスタイルの魅力は、「まったく同じ服をすべて揃えること」だけではありません。
フェード感のあるTシャツ、少し太めのDickies、アメリカンワークウェアをベースにしたスタイリング。そして、そこにHTCらしいスタッズやヴィンテージ感のあるアイテムを加える。
そんな「ベーシックなアメカジを、自分らしく少しだけ特別にする」という感覚は、Standard Californiaのアイテムを見ていくと、今でも取り入れることができます。
今回と同じ商品が完売していても、新作や別注アイテムが登場することもあります。気になる人は、公式オンラインストアやSNSをこまめにチェックしておくのがおすすめです。
もしかすると次に話題になるアイテムは、「木村拓哉さんが着用したから探す」のではなく、その前に自分が見つけられるかもしれません。
そんなふうにブランドを追いかけてみると、今回のようなコーディネートを見る楽しみも、また少し変わってくるはずです。
3. ブーツ:RED WING「8173」(90年代ヴィンテージ・四角犬タグ)
足元は定番のレッドウィングですが、木村さんが履いているのは現行モデル(8833)ではなく、長年履き込まれた90年代のヴィンテージ「8173(四角犬タグ期など)」と推測されます。
| ディテール | 90年代ヴィンテージ(8173) | 現行モデル(8833) |
|---|---|---|
| スエードの質感 | 毛足が長くフサフサ。長年の油分で濃いアメ色に変色 | 均一で綺麗なショートスエード |
| つま先(モカ部分) | グッと上に向かって鋭角に立ち上がるゴツい立体感 | 丸みを帯びた滑らかなシルエット |
| ステッチ / パイピング | ホワイトステッチ / ベージュパイピング | ブラウンステッチ |
使い込まれて「濃いアメ色」に変色し、クタクタになったラフアウトの表情は、当時の空気感を知る人にはたまらないヴィンテージ特有の育ち方です。
今から似た雰囲気を作るなら?
木村拓哉さんが履いていると考えられる90年代ヴィンテージの8173は、現在では中古市場で探すのが中心になります。
同じ年代・同じ状態の個体を探すとなると、コンディションやサイズによってはなかなか見つからないこともあります。
そこで、「まったく同じヴィンテージではなくても、ホーソーン系のラフアウトレザーを使ったRED WINGらしい雰囲気を楽しみたい」という人には、現行モデルのRED WING 8833も選択肢のひとつです。
もちろん、90年代の8173とまったく同じディテールではありません。スエードの質感やステッチ、履き込んだ後の表情にも違いがあります。
ただ、淡いラフアウトレザーのモックトゥを履き込み、自分だけの経年変化を楽しめるという点では、今回のスタイルの足元に近い方向性を作りやすいモデルです。
ヴィンテージを探す楽しみもありますが、今から履き始めて、自分で「濃いアメ色」に育てていくのもRED WINGの魅力でしょう。
4. ウォレットチェーン:LONE ONES(旧レナード・カムホート)「シルクリンク」
腰元で存在感を放っているのが、LONE ONES(ロンワンズ)のウォレットチェーンです。
映像からは、滑らかな曲線を描くリンクパーツが連なった「シルクリンク」を使ったモデルとみられます。独特の流線型と鏡面のような美しい質感が特徴で、無骨なウォレットチェーンとは少し違う、洗練された雰囲気があります。
ここで少しややこしいのが、「レナード・カムホート」と「LONE ONES」という2つの名前です。
レナード・カムホートはブランドを立ち上げたデザイナーの名前で、1996年にスタート。その後、ブランド名がLONE ONES(ロンワンズ)へと変更されています。
そのため、古いシルバーアクセサリーを探していると「レナード・カムホート期」という呼び方を目にすることがあります。
つまり、昔の雑誌などで「レナード・カムホート」として見ていたものが、現在のLONE ONESにつながっているわけです。
木村拓哉さんとこのブランドの組み合わせも、1990年代後半から2000年代のアメカジやシルバーアクセサリーを知っている人には、かなり懐かしく感じるのではないでしょうか。
今回の映像に写っているウォレットチェーンも、流れるようなリンクの形状から、LONE ONESのシルクリンク系と思われます。フック部分は今回の映像では確認できませんが、この独特の滑らかなシルバーの造形は、LONE ONESらしさを感じさせるポイントです。
5. ネックレス:goro’s(ゴローズ)「上金特大フェザー」のカスタム
木村拓哉さんといえば、やっぱり外せないのがゴローズ(goro’s)。
今回の写真では、メインに「上金特大フェザー(右向き)」を使った、比較的シンプルなカスタムに見えます。
- トップ:上金特大フェザー(右向き)
- 革紐:ホワイト系の革紐
- ビーズ:赤ビーズ+シルバービーズ
- 首の後ろ:特大サイズのシルバービーズとみられるパーツ
ゴローズには、フェザーを何枚も重ねる豪華な組み合わせから、フェザー1枚を主役にしたシンプルな組み方まで、さまざまなカスタムがあります。
木村さんの場合、過去には複数のフェザーやゴールドパーツを組み合わせた、いわゆる「キムタクカスタム」として知られるスタイルもありました。
それだけに、今回のような上金特大フェザーを1枚で見せるシンプルなスタイルは、以前のゴージャスな組み合わせとはまた違った印象です。
服装やカスタムの組み方が変わっても、ゴローズを取り入れるスタイルは今も続いています。
長年キムタクを見てきた人なら、このゴローズを見て「やっぱりこれだよな」と感じる人もいるのではないでしょうか。
なお、今回の写真だけではビーズの種類や細かなカスタム内容まで完全に断定することはできないため、ここでは写真から確認できる範囲で紹介しています。
ゴローズと木村拓哉さんの長い関係や、長年愛用するシルバーアクセサリーについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
▶ 木村拓哉とgoro’s|魂のシルバーと「真贋」という現実を詳しく見る
6. ブレスレット&リング:goro’s(ゴローズ)
- 右手(ブレスレット):金メタル付き平打ちブレス
- 中央の18金メタルにはイーグルが刻印されています。今回の写真を見る限り、イーグルは斜め飛びではなく、まっすぐ飛んでいるタイプに見えます。
- 右手(リング):先金特大フェザーリング(左巻き)
- 右手の薬指に着けているのは、フェザーの先端部分に18金を使った先金特大フェザーリングとみられます。
- 今回の写真では、フェザーの向きから「左巻き」のタイプに見えます。
- ゴローズのフェザーリングは右巻き・左巻きがあり、どちらの手・どの指に着けるかによって、フェザーの見え方も変わります。
- 左手(ブレスレット):イーグル顔ブレス
- 左手には、両端にイーグルの顔が入ったイーグル顔ブレスを着用しているように見えます。
ゴローズというと、木村さんが長年愛用していることもあって、「キムタク=OLDの斜め飛び」というイメージを持っている人もいるかもしれません。
ただ、今回の写真を実際に見ると、右手の平打ちブレスに入ったイーグルは斜めではなく、まっすぐ飛んでいるように見えます。
ここは「木村さんだからOLDの斜め飛び」と決めつけず、今回の写真で確認できる特徴を優先しました。
一方、リングは着けている指だけでなく、フェザーの向きにも注目したいところです。
木村さんは今回、右手の薬指に左巻きの先金特大フェザーリングを着けているように見えます。ゴローズのフェザーリングは巻きの向きによって見え方が変わるため、どちらの手にどちら向きで着けているのかを見ると、より細かなこだわりが感じられます。
もちろん、右手なら左巻き、左手なら右巻きといった絶対的な決まりがあるわけではありません。好みもありますが、着ける指とフェザーの向きを含めて見ると、ゴローズのカスタムはさらに面白くなります。
今回の写真だけでは、各パーツの年代や細かな仕様まで完全に断定することはできません。そのため、ここでは写真から確認できる範囲を中心に紹介しています。
7. 腕時計:ROLEX「GMTマスター Ref.16753」(フジツボダイヤル)
腕時計はROLEX(ロレックス)GMTマスター Ref.16753とみられます。
- 茶金(ルートビア)ベゼル:ブラウンとゴールドのツートンカラーが特徴的
- フジツボダイヤル:立体的なインデックスを持つ、ヴィンテージ感の強い文字盤
- 5連ジュビリーブレス:ステンレスとイエローゴールドのコンビ仕様
特に印象的なのが、ブラウンとゴールドの組み合わせ。いわゆる「ルートビア」と呼ばれる色味で、ヴィンテージらしい渋さがありながら、ゴールドが入ることで手元にはしっかり存在感があります。
木村拓哉さんは、このGMTマスターを長年愛用していることで知られています。アメカジスタイルに合わせても、時計だけが浮くことなく自然に馴染むところも、この時計の魅力ですね。
木村拓哉さんが愛用してきた時計は、このGMTマスターだけではありません。過去から現在まで、どんな時計を身につけてきたのかはこちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 木村拓哉の愛用時計まとめ|ROLEX・ヴィンテージ時計を詳しく見る
8. サングラス:OWNDAYS「BACK in BLACK」OB2020G-5A C1
目元を飾っているのは、OWNDAYSの「BACK in BLACK」コレクション、OB2020G-5A C1とみられるフレームです。
このフレームは、単に木村拓哉さんが着用しているだけではありません。OWNDAYS公式サイトでも「広告着用商品」として紹介されており、木村さんが出演するCMやキービジュアルで使用されたモデルとして掲載されています。
今回の写真で印象的なのは、黒いフレームに合わせた渋い色味のレンズ。クラシックなフレームと相まって、木村さんらしい大人のアメカジスタイルに自然に馴染んでいます。
なお、OWNDAYS公式でのフレーム価格は13,800円(税込)。ただし、現在は木村さんの写真とまったく同じレンズ仕様がそのまま販売されているわけではありません。
「木村さんと同じ雰囲気にしたい」という場合は、フレームをベースに、別途レンズの色味や濃度を選んで仕上げるのが近道です。現在は入手しにくいモデルでもあるため、同じフレームを探すならメルカリなどの二次流通市場も選択肢になります。
今回の写真だけでは、木村さんが着用しているレンズの正確なカラー名や濃度までは断定できません。ここでは、OB2020G-5A C1のフレームと、その渋いカラーレンズの雰囲気をポイントとして紹介しています。
「Tシャツ+ワークパンツ」なのに新車の高級車1台クラス!?現在の市場価格で見るキムタクのアメカジ
一見すると、Tシャツにワークパンツ、ブーツ、サングラスという、どこか力の抜けた王道のアメカジスタイル。
ところが、身につけているアイテムを一つずつ見ていくと、話はまったく変わってきます。
HTC × STANDARD CALIFORNIAのTシャツやDickies、90年代のRED WING、OWNDAYSのアイウェア。そして、ゴローズ、LONE ONES、ヴィンテージROLEXまで含めると、「普通の服装」に見えるこのスタイルは、決して普通の金額ではありません。
ただし、ここで重要なのは、すべてが最初から高級品だったわけではないということです。
年代や状態、カスタム内容によって現在の価格が大きく変わるアイテムも多いため、今回は「このコーディネートはいくら」と総額を断定するのではなく、現在同じようなアイテムを市場からそろえるなら、どれくらいになるのかという視点で見ていきます。
| アイテム | ブランド / モデル | 現在の市場価格の目安 |
|---|---|---|
| Tシャツ | HTC × SD #B TQ Pocket T | 現在は定価を大きく上回るプレミア価格で流通 |
| パンツ | HTC × SD Dickies 874 #Arrow Chain | 現在は定価を上回るプレミア価格で流通 |
| ブーツ | RED WING 8173(90s 四角犬タグ) | 年代・状態によって価格差が大きいヴィンテージ品 |
| アイウェア | OWNDAYS OB2020G-5A C1 | フレーム13,800円(税込)+レンズ別 木村拓哉さんの広告着用モデルとして注目され、現在は入手方法や仕様によって価格が異なる |
| ウォレットチェーン | LONE ONES シルクリンク | 中古から新品まで幅広く、高額な個体では100万円超の価格帯も |
| ネックレス | goro’s 上金特大フェザー+ビーズ系カスタム | カスタム内容によって数十万円〜100万円超まで大きく変動 |
| ブレス&リング | goro’s 顔ブレス+平打ち+先金リング | 組み合わせると数百万円規模になることも |
| 腕時計 | ROLEX GMTマスター Ref.16753 | ヴィンテージ市場で200万円台〜300万円台の個体も ダイヤルやコンディション、付属品などで変動 |
こうして見ると、価格を大きく押し上げているのはゴローズ、LONE ONES、そしてヴィンテージROLEXです。
一方で、Tシャツやワークパンツ、ブーツは、いわゆる「見るからに高級な服」ではありません。
HTCのスタッズワーク、STANDARD CALIFORNIAとのコラボレーション、90年代のRED WINGなど、当時からアメカジ好きに支持されてきたアイテムです。
そして木村拓哉さんは、こうしたアイテムを一時的な流行としてではなく、気に入ったものを長く愛用するスタイルを続けてきました。
そのため、当時は普通に手に入れることができたアイテムが、年月を経てヴィンテージとして評価されたり、木村さんの着用によって改めて注目されたりすることがあります。
もちろん、「木村さんが着たから、すべての商品が値上がりした」という単純な話ではありません。
もともと長く使える魅力を持った本物のアイテムを木村さんが選び、何年も愛用してきた。その積み重ねが、現在の市場価値や希少性と重なっていると考えると、このスタイルの面白さが見えてきます。
だから、今回のコーディネートを無理に「総額○○万円」と断定する必要はありません。
ただ、現在同じようなアイテムを一つずつ市場から探してそろえようとすれば、新車の高級車が1台買えてしまうほどの金額になっても不思議ではない。
それなのに、本人が着ている姿はあくまで自然。
高いものを身につけているというより、長い時間をかけて選んできた「好きなもの」を身につけている。
それが、今見ても木村拓哉さんのアメカジが色あせて見えない理由なのかもしれません。
時代を超えても変わらない「カッコよさ」
90年代、パックに入ったヘインズのTシャツ、ミラーのタンクトップ、Dickiesのチノパン、HTCのスタッズベルト、レッドウィング、ロンワンズ、ゴローズ……。
あの頃、キムタクに憧れて、同じアイテムを探した人はきっと少なくなかったはずです。
今回の『木村さ〜〜ん!』を見ていて、そんな昔の記憶がふっと蘇ってきました。
ショップの紙袋を抱えて歩いた街。あの頃の代官山の街並み。まだ歩道橋があった頃の景色。そして、店で見かけたパック詰めのTシャツやタンクトップ。
服そのものだけじゃなく、店の空気や紙袋の匂いまで思い出してしまう。
そんな感覚が、今回の『木村さ〜〜ん!』にはありました。
もちろん、あの頃とは時代も環境も変わりました。自分自身も歳を重ね、昔と同じ服をそのまま着ることは難しくなったかもしれません。
それでも木村拓哉さんは、今も変わらず自分の好きなものを身につけている。
流行を追いかけるというより、自分が好きだと思ったものを、時間が経っても大切にし続ける。
それを今の木村さんが自然にやっている姿を見ていると、なんだか服の話だけではなく、「自分はこれから何を大切にしていくんだろう」と、少し考えさせられました。
懐かしいだけじゃない。
あの頃の自分を思い出させてくれて、そして今の自分にも何かを問いかけてくれる。
そんな意味でも、今回の『木村さ〜〜ん!』は、個人的にはとてもいい回でした。
あの頃、キムタクに憧れて追いかけたものは、今でもやっぱりカッコいい。



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